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ケアマネージャーの就職先
ケアマネージャーが活躍する場は多岐に渡るといわれています。
とくに近年では福祉に関する需要の増加により福祉関連施設以外の自治体の施設、あるいは民間企業での仕事も目立つようになっています。
では具体的にどのような分布となっているのでしょうか。
ケアマネージャーの仕事はやはり福祉関連施設が最大の職場となっています。
とくに居宅介護支援事業所が全体の70〜80%を占めています。
これは介護保険制度が導入されて間もない頃から現在までほとんど変わらない比率となっています。
次に多いのが介護老人福祉施設。パーセンテージこそ8〜9%程度と高い数字ではありませんが、介護制度の中心となる施設で、こちらもケアマネの重要な職場となっています。
その一方で時代の変化に伴い多様化が進んでいるのもケアマネの大きな特徴といえるでしょう。
介護保険制度が発足した当初は居宅介護支援事業所、介護老人福祉施設、短期入所生活介護、介護老人保健施設の4種類で職場がほぼ占められていたのに対し、現在ではさまざまな施設に分布が見られるようになりました。
とくに2004年に認知症対応型共同生活介護施設や特定施設入居者生活介護施設にケアマネージャーを設置する必要が生じたことでこの方面への需要が上昇しています。
ですから、ケアマネージャーが就職を目指す場合には、まず居宅介護支援事業所か介護老人福祉施設というのが基本路線です。
そのうえで多彩な就職先、職場を探すことになるのでしょう。
この点に関しては今後も大きな変化は起こらないと予想されます。